食品リサイクル飼料の活用
食品リサイクル飼料は、食品製造過程において人間の口まで届かなかった食材を、そのまま豚が食べるだけのシンプルな手法です。
人間の口まで届かず廃棄される食材は、焼却処分により大量のCO2が排出されることになります。
食品リサイクル法に基づき、環境保全の目的から、リサイクル飼料メーカーと連携して、廃棄食材を活用する食品メーカーや外食産業業者があります。
とよさ株式会社では、こうした食品メーカーや外食産業業者と提携し、廃棄食材を有効的に豚の飼料に活用しています。
養豚と有機肥料
とよさ株式会社では、有機肥料の製造販売も手掛けています。
養豚の排泄物を堆肥化し、有効活用しています。
家畜ふん堆肥は土壌中の有機物を増やし、土壌中の微生物の活動を活発化させ、土壌改良効果を発揮します。
土壌の改善により病害虫が繁殖しにくい環境が作られるのです。
その結果、農薬使用量の削減が期待できます。
自社生産した有機肥料を使って、野菜を生産しています。
無農薬の米、有機栽培の野菜
とよさ株式会社では、無農薬合鴨製法で作った米と、有機栽培の野菜を生産・販売しています。
自社生産した有機肥料を使って、米や野菜を生産しています。
堆肥をふんだんに使った土壌で育った野菜は、甘くおいしく育ちます。
安心してお届けできる、完全国内生産の農産物です。
生産した米や野菜は、食品リサイクル飼料と配合し、安心・安全なご飯として養豚場の豚にも与えています。
「とよサイクル」で未来を拓く
とよさ株式会社では、食品リサイクル飼料、養豚、堆肥、米や野菜生産まで、全てを完全自給で循環サイクルを形成しています。
余剰食材を有効に豚の飼料に活用し、より美味しい豚肉を皆様に提供することのできる養豚業、堆肥を有効活用した美味しい野菜づくり。
全てが自社自給で、循環しています。
この循環システムを「とよサイクル」と名付けました。
- 余剰食材の有効活用により、環境への配慮を実現する農法
- 海外の安い飼料や肥料に頼らない、完全国内生産
- 農薬や防腐剤、成長ホルモンなどの薬剤から「食」を守る農法
「国内生産で循環する農業」への改革と、「食の安全と安心」の確立を指針に、その使命に誇りをもって取り組んでいます。
とよさ株式会社では、未来の子供たちの「食」を守るために、価値のある食文化を創造して参ります。